6月に読んだ本

6月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1824ページ
ナイス数:35ナイス

アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)アクセル・ワールド〈1〉黒雪姫の帰還 (電撃文庫)
読了日:06月25日 著者:川原 礫
乙嫁語り 4巻 (ビームコミックス)乙嫁語り 4巻 (ビームコミックス)
読了日:06月25日 著者:森 薫
げんしけん 二代目の参(12) (アフタヌーンKC)げんしけん 二代目の参(12) (アフタヌーンKC)
読了日:06月25日 著者:木尾 士目
好敵手オンリーワン2 (講談社ラノベ文庫)好敵手オンリーワン2 (講談社ラノベ文庫)
中盤のラブコメ的な展開は、これまで何度も見てきたような感じだけど、やっぱりどきどきして、目が離せなかった。たぶんいままでは、男性二人が、一人の女性を奪い合うようなことが多かったと思うんだけど、今はこっちのほうがウケるんだろう。確かに面白かった。この巻に関しては、今までのこの作者の作品のような怒涛のビジネス展開はなし。新しいものを生み出すビジネスの楽しさと同時に、その厳しさも伝えようとしている。最後は気になる終わりかたをしたので、次巻が楽しみ。
読了日:06月23日 著者:至道 流星
悲鳴伝 (講談社ノベルス)悲鳴伝 (講談社ノベルス)
主人公の心情って、小説を構成する重要なファクターだと、あたり前のように思っているけれど(たとえば、センターの国語の試験で主人公の言動に線が引いてあって、『このときの主人公の気持ちとして一番適切なものを選びなさいという問題はよくあった気がする)、この本に関しては、その主人公が「何も感じない」。だからって読者が感情移入できないと言われればそうではなく、むしろ空白だからこそ移入しやすいということもあるんじゃないか。移入まではできなくとも、辛い現実に対して、「何も感じない」と思い込もうとする経験はあるだろう。
読了日:06月19日 著者:西尾 維新
ペンギン・ハイウェイペンギン・ハイウェイ
カバーの雰囲気から、ちょっと文芸的なのかなと思いきや、まさかのSF。 なんてったて、凄く素敵なお話。登場人物も素敵。表現も素敵。登場人物のセリフも素敵。いっぱい笑ってしまったし、最後は感動もあり。こんな少年いるはずないだろうけど、いたらすごく面白いだろうな。おれもこんな少年でいたかった。そして、素敵なお姉さんと素敵な町で出会うのだ。こんなに科学が発達した世の中でもだれしもが研究者になれる。研究者の心を忘れてはいけない。私も世界の果てをみなくてはならないのだ。
読了日:06月03日 著者:森見 登美彦

2012年6月の読書メーターまとめ詳細
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